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ANNIKA Accessoriesより個人的なお知らせ

 

こんにちは。ANNIKA Accessoriesです。

みなさまお元気にされているでしょうか。

 

私はこの春に引っ越しをしました。

福島県会津若松市からより山奥の南会津へ。

 

南会津は雪深く、江戸時代の街並みを残す宿場「大内宿」や国の天然記念物に指定される景勝地「塔のへつり」、昔噺に出てきそうな日本唯一の茅葺き屋根の駅舎を持つ「湯野上温泉駅」などの観光の名所が多くある地域。その中の1つである湯野上町で現在は暮らしています。

周りは山で囲まれて温泉宿はあれどスーパーなどの商業施設はなく生活はとても不便な場所ですが温泉地なだけあって自宅で毎日温泉に入れるのは恵まれているなあと感じます。

 

3月末に引っ越しをしてようやく1ヶ月。引っ越しを機に持ち物を見直し使わないものを思い切って断捨離したり、新居を整えるのにだいぶ時間を費やしました。

娘が中学校へ新入学したこともあってこれまでとは全く異なる場所での新生活は落ち着くまでに思った以上に時間がかかり、一番最後に後回しにしていた仕事道具の整頓がようやく付いたのがごく最近です。

 

そして。

 

私には1つお話ししなければならないことがあります。

正確には私が話しておきたいこと、でしょうか。

 

私だけのことではなく家族にも関わることなのでどのタイミングで公にするべきか非常に悩みましたし、そもそも公にするべきことなのかも判断が付かず現在に至るのですが、私自身が今後の在り方であったり、仕事に向かう上で一区切りをつけておきたいという思いがあってここに記すことにしました。

 

私個人のことなので私の作品をお待ちくださる皆様にとっては聞かされてもしようのない話かもしれません。

 

結論から申しますと私は離婚し、今後は家族と離れて別の人生を歩んでいきます。

 

夫とは現在「離婚約」の状態で今すぐは離婚しませんが、ある程度それぞれが生活に困らない目処がついた時点で離婚することを約束しています。

経済的な事情で別居はしておらず、家庭内別居の状態を半年近く続けています。

 

離婚理由はたくさんあり過ぎて何かこれがという決定的なものはないのですが、同い年の夫と15年夫婦を続けてきて、昨年2人ともが40歳の節目を迎えた時、これから自分が死ぬまでの人生をどう過ごしたいのか?ということをものすごく考えるようになりました。

 

作家・講師としての仕事をあと何年続けることができるだろう?

私はそもそも残りの人生をものづくりだけに傾けたいのだろうか。

私は本当は何がしたいのだろう?

 

そんな考えを突き詰めてたどり着いた答えは『残りの人生を穏やかに・丁寧に・心地よく過ごしたい』でした。

抽象的かもしれませんが、おそらくこれが歳を重ねた自分が本当に望んでいる生き方に1番近いように思います。

 

穏やかで丁寧で心地よい生活がしたい。

 

それを望むようになったのも、ずっとそれが自分になかったから。

 

トラブルや衝突を話し合いで乗り越えて、結びつきを強くするのが家族だとずっと信じてきました。

でも実際は全てが私の一人相撲に過ぎず、何の意味もなかったことを結婚15年目にしてやっと気づけました。

 

合わない者同士が我慢を重ねて神経をすり減らしながら、15年という長い期間を共に生活し続けた結果、残ったのはもはや愛情もなくボロボロになって何も感じなくなってしまった心と、体力気力共に衰えた肉体と、何度も何度も同じような理由で繰り返される衝突とその度に聞かされるその場限りの空虚な言葉だけでした。

 

もうこれ以上「家族」という縛りにしがみつくのはやめよう。手放そう。

やっと「諦めること」を決断出来ました。

 

夫は夫で被害者だと思います。自分には合わない生活スタイルや目標を持つことを私に「強要」され続けてきたわけですから。

 

お互いに居心地悪く無理を重ねた結果、いつの間にか互いを慈しむことも愛することもできなくなっていました。仕切り直しをしたとしても無駄だと十分すぎるほどにわかっています。

 

娘の生活に支障が出ないようにするため、現時点ですぐには離婚しません。

それでも、現状はとても家族とは言えない歪な状態が続いてしまっているため、目処がついたら早めに離婚をすることを私は望んでいます。

 

娘には早い段階で両親の離婚について話しており、離婚後に父母がそれぞれにどういった生活を送ることになるかを伝えました。その上で彼女の意向を汲み、経済的に安定している父親が親権を持つことになります。離婚の話し合いを始めた時から彼女がどちらを選んだとしても親として協力関係を続けることには合意しているので、娘側が拒絶しない限り親子の関わりが途絶えてしまうということはありません。

 

何にしてもできうる限りベストな状態でそれぞれに新しい生活を始めることが今の私の最大の望みです。

 

精神をすり減らし続ける日々から脱却し、それぞれに穏やかに生活を立て直せれば良いと思います。

 

これが今の私の現状です。

 

家庭内別居を続ける中で私はなるべく互いのストレスにならないように過ごす努力をしているのですが、それはあくまで私の考えであってあちら側にはそういった考えとか配慮をする余裕がなく、彼が発するストレスにさらされることも少なくありません。

 

その度に心が止まって動けなくなるのです。

心を立て直すのに時間がかかって何もできない日が何日も続くことがあります。

 

あるときは夫の態度に耐えられなくなって、東京の友人を頼り家出したことがありました。

家を出る前に食材を大量に買い込んで何日ぶんもの料理を作り小分けに冷凍し、食事に困らないよう配慮した上でのことでしたが、それでも家に戻ると私が何日も外出していたことを咎められました

 

私が家にいても気に入らないし、家にいなくても気に入らないようです。

本当にどうしたらいいのでしょうね。

 

部屋に篭り仕事に集中することで考えないようにしようともしたのですが、私の作品は繊細な作業を求められるものが殆どで、家の中に夫のドスドスという足音が響き渡るだけで心臓がどきどきしてしまって思うように集中できません。

 

作品が作れないのでひたすら部屋の掃除をして、材料を分類分けしたり。おかげで部屋はだいぶ整いましたが、販売できるような作品は全く作れていません。

 

Twitterで以前少し触れましたが、5月のデザフェスは出展を見送らざるを得ない状況です。

 

自分でもまさかこんな状況になるとは思っていなかったので、去年の申し込みの時点では来年こそたくさんの作品をお客様にお届けしたいと意気込んでいたのですが…楽しみにお待ちくださっていた皆様には本当に申し訳ありません。

 

離婚への思いは昨年突然生じたものではなく、かれこれ10年以上も前から何度も何度も考えてきたことではありました。

 

夫が何かトラブルを起こす度に私が尻拭いをすることになり、もう無理かも…と何度も心が折れそうになっていたのですが、子供がまだ小さかったですし夫が反省の態度を見せて「時間はかかるけど変わる努力をする」という言葉を信じて何とか折れそうな心を繋いできました。

 

でも、あれから10年以上が過ぎて同じようなことを繰り返す夫と何度も聞かされた同じ言葉に信じれるだけの気力も体力も私にはもう残っておらず、この人は一生このままで変わら(れ)ないのだということを悟りました。

 

この先ずっと死ぬまでこの人の相手をし続けるのは私の望みではない。

きっと向こうもそうだと思います。

死ぬまでずっと私に文句を言われ、怒られ続ける人生は酷でしょう。

私は彼の母親ではありませんし、もう傷付け合うのは十分だと思うのです。

 

長々とすみません。そろそろ終わります。

 

今後いつ離婚が成立するかはまだ未定な状況ではありますが、今後もイベント出展、東急ハンズのワークショップは続けていきますし、これまで作ってきた作品のレシピをデータに起こして一般公開するという目標もあります。

 

こんなダメ人間な私ですが今這い上がろうとしている真っ最中ですので、緩く見守っていただけると幸いです。

 

突然のカミングアウト大変失礼いたしました。

 

 

ANNIKA Accessories