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「デザインフェスタvol.52」出展レポート

先週末に無事終了した「デザインフェスタvol.52」

先のvol.51が新型コロナ感染症の影響で中止となり、それから半年間イベントに出展することはなく、福島からも出ず表立った活動を制限される日々を送っていました。

その期間に生み出すことができた新しい作品の数々を初めてお客様の目に触れる機会となったのですが、例年通りとはいかずとも事前に作品をチェックして早い時間からブースにお越しいただけたことに感謝御礼申し上げます。

 

今回のイベントは異例なことだらけで、正直うまくできるか不安がありました。

感染症対策然り、お客様を安全にご案内するための準備など。

まず、イベントが本当に開催されるのかどうかすら半信半疑でした。

 

うちのブースは離れ小島の場所とはいえ、本当に出展しても良いものか迷いもありましたが家族の理解とサポートもあり、またブースをお手伝い下さる人員も確保できたので腹を括ってやろうと。

やっぱり新作は直接お客様の目に触れさせたい。

 

この半年間努力してきたことの締めくくりとして。デザフェス出展は私の中で1つのゴールだったので思い切り突っ走りました。

11/6 pm18:30郡山発の新幹線で東京へ。

デザフェスに出展する時はいつも前乗りします。

開場の7時から売り場を作らないと時間が足らず、始発の新幹線では到底間に合わないから。

東京駅から京葉線に乗って新木場でりんかい線に乗り換え。何度も通ったお馴染みのルート。

そしてデザフェスの会場となる東京ビッグサイト近くのホテルに宿泊。

 

ホテルに向かう前にビッグサイトが真正面に見えるこの場所でお祈りをするのが毎回の儀式。

これまでしてきたことが明日ちゃんと発揮できますように。最高のパフォーマンスができますように。

お客様に楽しんで頂けますように。明日が良い一日になりますように。

じっとあの建物を見つめながら。

 

ホテルにチェックインする際にこれまでにはなかった問診票を書かされました。

熱はあるかとか、風邪の症状はあるか、PCR検査を受けたか…など。フロントから離れた場所に記帳代が設けられていて、そこで問診票と宿泊票を書いて検温を経てからフロントへ。もし、ここで熱があったら宿泊できずに追い返されるのだろうか…と少しぞっとしました。そしてこの手間があるってことは今日は他にお客さんがいないからスムーズにチェックインできたけれど、明日(土曜)はデザフェス関連のお客さんのチェックインで大混雑するんじゃないだろうか…。(この予想は翌日見事に的中。恐ろしい長さのチェックイン列ができていました。1日出展して疲労した体にはきつい残業)

 

事前にホテルに送っておいたアクリルパーテーションを受け取って部屋へ。

国際展示場駅が見える側の部屋。新幹線に乗る前に郡山駅のうどん屋で夕飯を済ませてからだいぶ時間が経ち、もう10時をまわるというのに超絶空腹。

朝ごはん用に買ったおにぎりとサラダを食べてしまいました。(あとはもう寝るだけなのに…)

寝る前に戦利品RT祭りに関する告知だけあげておこうかな…と予め作って携帯に保存しておいたPOPを確認すると誤字を2か所も発見。

PCを家に置いてきたことを激しく後悔する。いや…もっと最悪なのはこれと同じデザインで印刷出したチラシもあるんだ。うわーどうしよ。

PCがあってもそっちはどうにもならない。いいや。考えてもしょうがないから寝よう。うん。明日は早い。

目覚ましを5時にセットして眠りにつく。

 

 

翌朝4時に目覚める。

アマプラで鋼鉄城のカバネリ(海門決戦)を観ながら寝たせいか若干目覚めが悪い。

ぼーっとしながら熱い風呂に浸かる。(ホテルの1人部屋って気兼ねなくお風呂入り放題だからいいよね)

外はまだ暗い。当たり前だ。まだ夜明け前だもの。

なんやかんやしているうちに6時40分を過ぎたので会場に向かう。

例年だと7時には既にお客様の列がそれなりにできているのだけれど、今回はパッと見て少ないのがわかる。

少ない。予想はしていたけれど、本当に少ない。

これは本当に今回の売上は赤字ギリギリかもしれん。

7時になり出展者の会場入りが始まる。

事前問合せで検温は5~6人体制で行うと回答頂いていたのだが、1人ずつ事前登録のメール確認→サーモグラフィタイプの検温→出展パスにチェックでやはり入場に時間がかかる。

出展場所の4Fへ。

 

やはり人が少ない。テーブルが置かれていないブースが目立つせいか、会場がスカスカに見える。(ご自分で大型什器を持参される方もいるからこの時点ではまだ出展有り無しはわからないのだが)

送った荷物を受け取り設営開始。8時を過ぎたあたりからお手伝いのスタッフさんが到着し始めたのでチラシの修正や待機列の立ち位置貼りなどをお願いする。

うちのスタッフさんは私がデザフェスに出展を始めた頃から手伝って下さっている方を筆頭に、現場の様子を見て自己判断で動ける優秀な方ばかりなので、彼女たちの働きでうちのブースはまわっていると言っても過言ではない。

できれば今回の販売メンバーで写真を撮りたかったのですが、撮る時間がなくて残念な限りです。(´;ω;`)

販売開始となる11時の5分前に売り場が完成。

4Fへと移動した入場待機列。

ちなみにイベント当日の画像を撮影してくださったのはうちのスタッフさんなのですが、待機列の様子をみて「やはり例年よりは少ないですね」と言ってました。

開場のアナウンス直後の待機列ダッシュもあまり見受けられず、なんというか静かにゆっくりと始まったな。という感じ。

 

それでも、目当てのものを購入するために早い時間からお並び下さったお客様もおられて嬉しかったです。

前回の戦場ような慌ただしさや混雑はありませんでしたが、それでも昼過ぎまでは常にゆったりとお客様が買いにこられていた…という感じでした。

うちのブースは最初からブース横の待機場所に並んで頂き、お1組ずつご案内させて頂く方法をとっていたのもあってお客様とゆっくり会話しながら販売できて非常に楽しかったです。

 

 

面白いなと思ったのが、前回そこまで人気のなかった作品が今回はすごく人気で、前回すぐ売り切れてしまった作品が意外と売れ残っていたこと。

同じデザフェスでも回によって売れ筋は変わるのだなぁ…と。

一応前回のデータをもとに在庫の配分を決めたのが誤算でした。

SNSで反響の高かった作品は早めにお嫁入するというのは変わらずでした。

 

それからもう1つ。

今回男性のお客様が以前よりも増えたのです。これは本当に嬉しかった。

パートナーに付き添って一緒に見に来られる男性のお客様は以前からおられたのですが、男性お1人で買いに来られるのはうちのブースにおいては殆どありませんでした。

前回のデザフェス49の時についにお1人現れて、その時は心で和太鼓を打ち鳴らすくらい嬉しかったのですけど、なんと今回は4人に増えたのです。男性のお客様に認知して頂けるのはすごく嬉しいことです。

 

女性がカワイイもの、きれいなものを買い求めるのはごく自然なことですが、男性はそもそもアクセサリーには積極的には興味がないでしょうし(特にうちのテイストのものは…)興味がないジャンルで何かを買おうとなったら人は安全牌を選びたくなるもの。それなりに知名度があるとか、流行りのものという類の。そんな中で私の作ったものに目を留めて頂けたことがありがたく思いますし、男性目線でも良いと思って頂けることは自信にも繋がります。

さすがに男性のお客様にはあまり気軽に話かけるとご迷惑かと思い控えめの応対をさせて頂きましたが、心の中では嬉しさでオーケストラが鳴り響いておりましたよ。

 

午後3時過ぎ頃にだいぶお客様が落ち着いてきたのでこのチャンスに夫にお使いを頼まれていた猫中毒さんのTシャツ買いにいったろうと売り場をスタッフさんに任せてそそっと1Fに降り、目当てのTシャツを購入してブースに戻ったら、男性のお客様がお二人(非知り合いと思われる個人同士)がうちのブースの前で真剣に選んでいたので「オッフ💨」と想定外のことに驚きました。

 

お二人ともそれぞれに桜のアクセサリーを購入されていましたね。

男性のお客様にはうちの桜のアクセサリーが好評のようです。


今回は多めに作品を用意していたのでいつもは17時で撤収作業を始めるところ17時半まで粘るつもりでいたのですが、私の体力が限界で…。

何ぶん、田舎の人のいない場所でずーっと家にこもって作品を作り続ける日々を送っていたせいか体力が本当になく。

朝4時から起きて活動していて昼食をとらなかったのもありこれ以上は立っていられない…。

うちのベテランスタッフさんの方が私よりずっと年上なのに私一人だけ項垂れて椅子に座る状態に。

申し訳ないが店閉めるよ…と売り場を片付け始めたら息せき切って女性のお客様が駆け込んでこられて桜蕾の耳飾りを購入下さいました。焦らせて本当にごめんね…💦

 

スタッフさんたちの見事な働きで梱包作業も終了。

後でヤマトで出すアクリルパネル以外を会場から発送し、私のデザフェス出展は無事終了となりました。

 

発送の荷物を休憩所奥に設けられた窓口に台車で運ぶ際にやっと4Fの売り場を見渡すことができたのですが、お客様の退きが早かったせいか両日出展の方も既にお店を閉められて既にいないブースが目立ちました。

休憩所もガラガラで食べ物のお店も出展が少なく感じました。

コスチュームを着ている方も少なかったな。

人の津波(密)はなかったように思います。

 

で、肝心の売り上げの方はというと、もしデザフェスが新型コロナ禍の影響がなく通常通りに開催されていた場合の売り上げ目標にははるかに届きませんでした。一応前回の売り上げ+10万円を目標として設定しているので、もし通常通りだったらその結果です。

ただ、新型コロナ禍の影響+入場制限を考慮すれば健闘した方だと思います。

前回の売り上げとトントンくらいでしたから。

前回より増えてはいないけど大きく落ち込んでもいない。

赤字にならずに済んで良かったです。

 

まあでも、今回の出展においては新型コロナ対策として飛沫防止のアクリルパネルや消毒液、クレベリン等の衛生用品代が経費として増えているのでその分を考えるとあまり楽観もできないのかなぁ。

 

でも、今回の出展で学ぶことは多くありましたし新作もお客様へお届けすることができたのでトータルで良かったと思います。私の体力不足が本当に無様で申し訳なったのですがお客様はもとよりお久しぶりな方、仕事でお世話になった方と直接お話しできたのが本当に嬉しかったです。

 

改めて御礼申し上げます。

私のブースに遊びにきてくれた皆様、本当にありがとうございました。

美味しい差し入れもどうもありがとう!!

またご縁がありましたらぜひお立ち寄り頂けると嬉しいです。

次の作品もぜひ、楽しみにしていてください。

感謝を込めて。

 

2020/11/11 ANNIKA