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1/13(日)杏爾花工作室を初開催


2019年明けてすぐの開催となったワークショップイベント「杏爾花工作室」

 

初のデザインフェスタギャラリー(原宿)に場所をお借りし、ワークショップ・物販等を含め1日限りの出展です。

 

昨年秋に販売をスタートした手作りキット「基本の桜」のフォローアップと、3月に出展を予定しているminneのハンドメイドマーケットのワークショップメニューを予行練習するモニターワークを同時開催しました。

 

昨年の夏ぶりのワークショップ。そして初めての場所。初めての2種のイベント同時開催。

 

当初は工作室のご予約が多くはなかったため、なんとか回せるだろうと想定していたのですが…完全に読み間違えました。

 

新たな体制への準備が足りず、当日は完全なカオス(-_-;)

 

※画像はデザインフェスタギャラリーオフィシャルツイッターより拝借

 

おかげ様で事前に対処すべき問題点が浮き彫りになり、本番に向けて準備ができます。

 

メインの工作室は実際に手作りキットをお買い上げくださった皆さんの進捗状況を直に伺うことができて非常に為になりました。

 

購入時期もそれぞれ異なりますし、ライフスタイルによっても進み具合はバラバラ。

 

私の動画制作もまだ完成には至っていないため、おそらくそこまで進んでいる方はおられないだろうなとは予測していましたが、今回の工作室に参加された方はまだ手作りキットを始めていないという方が多かったようです。

 

 

その中で気になったことをいくつかご報告します。

 

 

①プラバンのやすりがけが不十分

 

動画でも解説しておりますが、やすりがけした状態のプラバンにテカリをみてとれる部分が残っている=やすりがけが甘い状態の方が多くおられました。ほとんどだったかな(;'∀')

 

たかがやすりがけ。されどやすりがけ。

 

この工程が不十分だと、後の着色の作業で色鉛筆の色がうまくのらず、発色が微妙になります。

 

また、桜のパーツに関してはレジン塗布が裏面のみとなり表面はやすりがけによる摺りガラスのような質感をそのまま見せるのでやすりがけの工程が重要になってきます。

 

ぜひ、キットに含まれている「やすりがけ済プラバン(見本サンプル)」を目指して、動画を見ながらしっかりやすりがけを行ってみてください。

 

また、やすりがけの際に下に敷く「紙」は無地の白の紙をお使いいただくのがベストです。

 

新聞紙など印刷された紙の上でやすりがけを行うと、塗料がプラバンに移ってプラバンがくすんだ色合いになってしまいます。

 

今回の工作室に参加してくださった生徒さんに塗料がついた紙を使用してやすりがけをされたため、プラバンに色移りしてしまいグレーのくすんだプラバンになってしまった方がおられました。

 

この方のやすりがけの仕上がり自体は完璧だったので非常に勿体ない!

 

色移りセーフだった方はやすりがけが甘く

 

やすりがけは完璧だった方はグレーに色移りくすんでしまう…という。

 

見本通りのプラバンを仕上げてこられた方は参加者の半分もおられませんでした。

 

でも最初はそれが普通なのです。

 

私も同じ道のりを歩いてきました。

 

新聞の上でプラバンにやすりをかけてくすんだプラバンに仕上げてしまったり、やすりがけが甘い状態で着色に進み、色鉛筆でどんなに重ねて塗っても薄い色にしかならない…等のミスを経て現在に至ります。

 

失敗をたくさん重ねて、そこから改善点を見つけて頂けたら…と思います。

 

失敗から学ぶことがより良い作品を作る近道です。

 

 

それから気になったのは、まだ動画では公開しておりませんが、各パーツの中心点もしくは穴を開ける点においての間違い。

 

桜大・中・小は穴を開けません。

 

別の桜の作品において、桜大・中・小も穴を開けるやり方のものもありますが、手作りキットでお作りいただけるイヤーカフ関しては穴をあけるのはチェーン飾りの先につける花びら大・小のみ。

 

そして穴の直径は3mmとなります。

 

ちょっと紛らわしいのですが、手引書に記載されておりますのでよく確認の上で作業を進めてください。

 

 

 

②道具に関して

 

手作りキットを進めていただく上で使用する道具をご自身で揃える必要があります。

 

一度にすべてを準備するのは大変かもしれませんが、作業工程にそって少しずつ足りないものを揃えていただくのがよいかと思います。

 

それらの道具に関しては購入先をまとめたページをご用意しておりますのでご覧ください。

特にレジンランプはANNIKA作品においてはよく使用する道具です。

 

作っていただいたパーツを金具土台に接着する際、そして着色面のコーティングにも使用します。

 

レジンを接着剤として使用する理由は

 

①仕上がりが美しい 

 

②紫外線を当てるまでは硬化しないため、配置場所の変更が行いやすい 

 

③硬化時間が短いため思った通りの場所・角度に接着しやすく作業が行いやすい

 

などがあります。

 

レジンランプの値段はピンキリですが、この手作りキットに数回使うのみ(他のハンドメイドに利用する機会がない等)でしたら、簡易的なLEDレジンランプが400円~2000円ほどで販売されており、こちらでも十分事足りると思います。(Amazon)

無名のLEDライトとパジコのLEDライト。いずれも6w。

スマホの充電アダプタを電源に利用でき※1非常にコンパクトで扱いやすいので、レジンランプの導入機としては良いと思います。

※1機種によって合わないものもあります。

 

ただ、出力が6wとかなり控えめなため、作品に使用するレジンの量、そしてパーツの重なり具合によっては光が十分に届かず未硬化(ベタベタ)の部分が残りやすい/何度も光を照射する必要があるなど作業上で不都合な点もあります。

 

私が普段使用している清原の36wレジンランプなら2分のタイマーの照射で問題なく固まるところが、出力の弱いレジンランプの場合は表(おもて)面で2回、ひっくり返してさらに2回程度光を照射するくらいの差があります。

 

未硬化=パーツがしっかり接着されていないということになりますので、出力の低いレジンランプをご使用の際には完全に硬化するまで繰り返し光を当ててください。

 

作者が使用している清原レジンランプ36w

 

道具はハンドメイド作品を今後どの程度作る予定でいるのかによって選ばれると良いかと思います。

 

まずは導入機から使ってみて、これでは物足りないなと感じた時に新たに自分に合った使いやすいものを買い足すのも良いでしょう。

 

また、このようなご質問もありました。

 

「レジンランプを持っていない場合はレジンの代わりに他の接着剤を使ってもよいか?」

 

先述のとおり扱いやすく美しく仕上げることができるという点においてレジンが適しているため、手作りキットではレジンでの作業方法をご紹介しています。それゆえパーツの接着には他の接着剤も使用可能ですがお勧めはしません。

 

どうしても他の接着剤を使用したいという場合は以下の点にご注意ください。

 

・金属とプラスチックの組み合わせが可能な接着剤を選ぶ必要があります。

中にはプラスチックを溶かしてしまう成分のものもありますのでくれぐれもご注意ください。

 

・瞬間接着剤はパーツが白濁する恐れがあるためご使用にならない方がベターです。

 

私個人の見解ですと他の接着剤の場合、硬化後の仕上がりが綺麗にできるものは硬化時間が長くかかるものが多いです。

 

実際にやってみればおわかりになると思うので具体的な事例は記しませんが、他の接着剤の場合はレジンのようにはいかないということを念頭において作業されるのがいいかもしれません(;^_^)

 

 

 

③作業に関して

 

今回の工作室に参加してくださった生徒さんは早い方で着色まで行ってきてくださり、多くの方ははさみでカットした状態まで仕上げておられるのを拝見しました。

 

いずれの作業も描いて・切って・塗ってという単純動作の連続なので決して難しい作業ではないのですが、何かの形を切り抜く、色を塗るというのは日常では行わない動作なので思うようにうまくできないという方も少なくないようです。

 

染めた色が桜の雰囲気を決め、切り抜いた形が桜の優美さを形づくる。

 

これらの積み重ねが最終的に1つの作品として形を現します。

 

ですので一度作ったから終わり。…ではなく、同じ動作を何度も何度も繰り返し練習することで、より良い桜の花をまずは1つ作れるようになることを目標に各セクションの動作を練習してみてください。

 

作業を行う上でつまずくところ、どうしたらいいか迷うところが生じたらぜひお気軽に作者に質問を投げかけてください。

 

他の生徒さんたちにも見れるようにYouTubeのコメント欄に質問をお寄せいただけると、手作りキットで学んでいる方全員での情報共有が可能となりますのでぜひご利用ください。

 

 

 

最後に…

 

今回のワークショップは常連の方、ネットでは会話したことがある方、全くはじめましての方にお会いすることができてとても嬉しかったですし、非常に勉強になりました。

 

現在minneで販売している手作りキット「基本の桜」はみなさんにご自宅で作業を行っていただくことを想定して作っています。

 

販売の時点で一度私の手から離れ、皆さんのもとでどのような変化を遂げているのか。

 

その途中経過を確認できたことでどんなことに気を配る必要があるかなど、今後の展開の為に必要な情報を得ることができました。

 

また、同時開催のモニターワークにおいても、これまで東急ハンズ渋谷店様においては10回以上のワークショップを開催してきましたが、これから出展予定の大型イベントでは企画・運営すべてを自分でまかなう必要があり初めての試みとなるため、それを想定したワークを予行練習できたことは非常に有意義なものでした。

 

時間が押せ押せになってしまい、後半の参加者の皆さんにはお待ちいただくことになってしまって大変申し訳ありません。

 

今回の問題点を踏まえて本番に臨みたいと思います。

 

改めて今回参加してくださった皆様にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

次のイベントは3月2日・3日の東急ハンズ渋谷店WS(第12回)

 

そして、3月末のminneのハンドメイドマーケット2019と続きます。

 

さらなる進化を遂げたワークショップで参加される皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めます。

 

ぜひその進化を見にまた遊びにいらしてください。

 

またお会いできるその日まで。

 

Thank you for come to my workshop!! see you again.

 

 

2019/1/17 ANNIKA

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コメント: 1
  • #1

    みっち~ (木曜日, 17 1月 2019 19:53)

    本当にお世話になりました。
    とてもとても楽しかったです。

    せっかく教えて頂いたのですから必ず仕上げて、Twitterに上げられるよう、頑張ります!(笑)

    先生の手を抜かない教え方や説明にほんとに頭が下がります。

    だからこそ、1時間は短い!!(2時間だって短い(笑))
    お家が近かったらなぁと思うばかりです。

    また是非お伺いいたします!
    頑張ってチケット握らねば(笑)